どのCHAT AIでも使えて、出力内容が改善するプロンプトがXで紹介されていたので、関係するポストと一緒に整理。
具体的には、以下のプロンプト。CHAT AI自身に不足点を考えさせて、それに基づき出力を更新するもの。
では、この出力を60点とします。これを60点とした時に100点とは、どのようなものですか。100点にする為に足りない点を列挙した後に、100点の答えを生成して下さい。
他のCHAT AIと比較させる方法も提案されている。こちらは、ベンチマーク対象を追加して、不足部分を列挙させて、それに基づき出力の改善を行うのは同じ。
この出力を60点とします。OpenAIのGPTとGoogleのGeminiは100点レベルの出力をしてくれました。彼らに負けないように、 100点以上にするために足りないものを列挙した後に、100点以上の答えを生成してください
定量的な計測できていないが、使ってみた印象としては、どちらも出力内容が拡充され改善されたように感じる。ただし、一定の回数を繰り返すとほぼ同じ出力を返すようになるになる。私の環境では、試行回数が少ないのか、出力が崩壊することなかった。
また、どちらのプロンプトを使うにしても、能力の高いClaude3.5、GPT-4o、Geminiなど最新のCHAT AIの方が改善効果が大きい印象だ。
なお、Xではパワハラ・プロンプトと呼ばれているが、元々の作者は望んでいないようだ。なんと呼ぶのが良いのだろうか?強化プロンプト?エンハンス・プロンプト、ガイド・プロンプト、などであろうか、、、。
性能が10倍上がるパワハラプロンプト
— てる{AIに狂わされた人間} (@rute1203d) 2024年6月24日
https://t.co/u0og2xF8fq
Claude3.5でも、パワハラプロンプトは有効!
— あやみ|マーケティング (@ayami_marketing) 2024年6月24日
(左)👈:最初の出力
(右)👉:5回修正後の出力
>この出力結果を50点として100点にするのに必要なことを洗い出してやりなおして pic.twitter.com/fe7Lh9rCkB
進化版パワハラプロンプト(Claude版)
— 元木大介@生成AI塾&抽象プログラミング言語: ゾルトラーク、にわとこ (@ai_syacho) 2024年6月25日
この出力を60点とします。OpenAIのGPTとGoogleのGeminiは100点レベルの出力をしてくれました。彼らに負けないように、 100点以上にするために足りないものを列挙した後に、100点以上の答えを生成してください
Claude 3.5 x 元木パワハラプロンプトを無限ループした結果⬇︎
— 元木大介@生成AI塾&抽象プログラミング言語: ゾルトラーク、にわとこ (@ai_syacho) 2024年6月25日
40分でリッチなマイページが出来た✨
デモアプリ ➡︎ https://t.co/5rXT7iNtrM pic.twitter.com/ESFgJreaKL
60点->100点にしてのパワハラプロンプトいいね。
— ryuucham (@ryuuchamfree) 2024年6月25日
ただやりすぎると最終形は想定と全然違うものになるw
動画はまだちょうどいいくらいのversion pic.twitter.com/EwIDk1H4OI
📝ChatGPTでパワハラプロンプトを使いまくりたい人は、必ずこの設定をすると良い。
— テツメモ|AI図解×検証|Newsletter (@tetumemo) 2024年6月24日
「ChatGPTをカスタマイズする」→「どのように回答してほしいですか」の欄にショートカットコマンドを設定する。
これで”P”を入力するだけでパワハラが発動しクオリティは爆上がり状態へ👉️設定詳細はリプ欄へ ↓ https://t.co/WJZL3aCzyE
パワハラプロンプトを3回実行後の結果
— テツメモ|AI図解×検証|Newsletter (@tetumemo) 2024年6月24日
プレゼンのコツをブラッシュアップ
とんでもなく精度が上がりました…
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■3回目の結果
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### 改善点
1. 具体的なステップの追加:
- 各コツを実践するための具体的なステップやアクションプランが不足している。
2. 視覚的な要素の具体例:
-… pic.twitter.com/bX4fLDhlLV
このテクニック、完璧にユーザー調査のあるある定番質問パターンと同じで笑った。お客さんにサービスの評価聞くときに点数を聞いたあとその理由をいきなり答えさせるのではなく、「その点数を後一点あげるとすると、どこを解決するとあがりますか?」と聞く。そうすると、お客さんもよりリアルで、もっ… https://t.co/MbtnOJnTTc
— みやっち | 令和トラベル ML team (@miyatti) 2024年6月22日
クロードの特徴として文章を長く書けるので、最初から最後までの呪文を唱えるといいですよ。必ず必ず必ず必ず最初から最後までお気をつけてください!
— ハヤシ シュンスケ (@openagi_lab) 2024年1月4日
パワハラプロンプトは「ぱわ」で辞書登録していつでも使えるようにした方が良い。システムプロンプトに組み込んでおくのも良い。ほんといいプロンプト。 https://t.co/e4GwmcD0QN
— 南翔伍 / ひとり親限定のトークアプリ「ペアチル」 (@minami_shiroInc) 2024年6月25日
パワハラプロンプトと言っていますが
— てる{AIに狂わされた人間} (@rute1203d) 2024年6月24日
AIによる自己評価(批判)・改善プロンプトと言い換えれますhttps://t.co/8V7tkeDRpD
60点100点プロンプトと呼びましょうか
— 清水れみお@LLM無職→LLMフリーランス (@lemilemilemio) 2024年6月25日
プロンプトの呼び方かえてほしい。あれは擬似的なベクトルコントロールなの。
— 深津 貴之 / THE GUILD (@fladdict) 2024年6月25日
生成AIの回答の空間に、擬似的に基準アンカーを打ち込んで、そこから任意の方向に回答のベクトル空間をずらす技法。
以上